派遣保育士の有給休暇付与条件や取得方法について

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育児や介護をしている場合、保育士として正社員で働くよりも勤務条件に融通が効く派遣の方が無理なく働くことができるため注目を集めています。

派遣保育士は現場での指示のみ勤務先保育園に従うものの、給料や保険などは派遣会社によって定められています。

ここでは派遣保育士の有給休暇付与条件や取得方法についてご紹介します。

派遣保育士で有給休暇を付与されるためには？

派遣保育士は勤務時間や日数などライフスタイルに合わせて働くことができますが、正社員ではないため休暇を取得するのは難しいイメージを持つ人も多くいますが一定の条件を満たせば有給休暇が付与されます。

派遣会社によって条件は異なることもありますが、ほとんどは下記の条件となっています。

・雇用開始から半年以上継続して勤務していること

・労働日全体の8割を出勤していること

これらの条件を満たしていれば派遣会社から有給休暇を付与してもらえます（日数は派遣会社により異なります）。

取得方法について

有給休暇を取得する際には派遣会社と勤務先保育園の両方に申請する必要があります。

派遣会社としては勤務先保育園からの許可がおりれば基本的に問題ないとしていることがほとんどですので、まずは保育園に確認した方がスムーズに進めることができます。

事前に分かっている場合は前もって休暇の許可をもらうようにし、当日になって急に休むことになった場合は速やかに電話で双方に連絡しましょう。

ただ人手不足の保育園の場合は休暇を取得しにくいケースもあるため、出来る限り園のイベントや繁忙期と重ならないように気を配ることも大切です。

またやむを得ない事情（病気や怪我など）以外で頻繁に取得してしまうと業務に支障が出るだけでなく印象も悪くなってしまうため注意が必要です。

このように派遣保育士でも有給休暇を取得することはできますが、勤務先保育園の状況を把握して出来るだけ迷惑がかからないように配慮して取得するようにしましょう。