派遣保育士のお休み、有給などについて

Tweet

Pocket

派遣保育士という働き方が人気を集めています。
育児や家庭と両立しながら働きたいという場合、派遣保育士であればライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができます。
では派遣保育士の休みはどうなっているのでしょうか？

派遣保育士のお休みについてまとめてみましょう。

派遣保育士は普通の保育士やパートとは何がちがう？

派遣保育士は保育園で雇われている保育士やパート、アルバイトとは雇用主、給与支払い、保険・福利厚生、雇用期間、現場での指揮命令の点で違いがあります。
正社員、パート・アルバイトの雇用主は保育園や運営母体となる団体であり、給与支払いもその保育園から直接支払われるでしょう。

また保険、福利厚生に関しても、保育園や運営母体となる団体、株式会社の規定に従います。
雇用期間においては、正社員は無浮き雇用で、パート・アルバイトは有期雇用です。

一方、派遣保育士の雇用主、給与支払いは人材派遣会社であえり、保険・福利厚生は人材派遣外車の規定に従います。
雇用期間においても原則3年が限度の有期雇用です。
現場での指揮命令は、派遣保育士も正社員もどちらも保育園となります。
つまり同じ保育園で働いていて、同じ仕事をしていたとしても正社員やパートアルバイトと派遣保育士では給与額が違うということもありますし、福利厚生にも違いがあるためお休みの日数も違うのです。

派遣保育士はお休みがしっかりしている？

派遣保育士として働く場合、所定の条件を満たしていれば年次有給休暇が付与されます。
派遣会社によって規定は異なりますが、雇い入れ日より半年間継続して勤務していること、全労働の8割を出勤していることという条件をクリアしていれば、有給を得ることができます。

有給を使用する時には、勤務する人材派遣会社と保育園両方に届け出を出すようにしましょう。
また産休や育休の取得も可能です。
こちらも派遣会社によって、条件が定められているので確認した方がよいでしょう。
産前休業については、出産予定日の6週間前から人材派遣会社に請求すれば取得できます。