新生保育園の体罰問題について

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保育園での虐待のニュースは後を絶ちません。
その中でも2019年8月に起こった、新生保育園の体罰問題についてまとめてみましょう。

新生保育園とは？

新生保育園は山口県下関市にある保育園で、保育士が園児に体罰を与えていたことがニュースになりました。
この新生保育園で働く半数近くの保育士が園児に体罰を与えており、新生保育園の園長は「しつけ」の一環だったと話しています。

体罰が蔓延して、園長がしつけと証して、許容する雰囲気が保育園内全体に包まれていたのではないか？といわれています。
園長自らが体罰を主導、黙認していた疑いもあるのです。

新生保育園が行っていた虐待内容とは？

新生保育園では、複数の保育士がしつけと称して手をたたく、大声でしかるなどの行為を行っていました。
この園児への体罰が理由となり、下関市から行政指導を受けました。

その報告書では、子供の人格を尊重して保育に取り組み、保護者からの相談体制を強化するとしています。
新生保育園で働く34人の職員のうち、12人もの保育士が、程度はまちまちだとしても体罰とみられる行為をしていたのです。

これらの行為は、児童の心身に有害な影響を与える行為であり、市の条例に違反しているとなったのです。
この問題は、子供があざを作って帰ってきたことを不信に感じた保護者からの訴えを受けて調査をすすめました。

すると、園児1人の右腕、右膝にあざがあることがわかり、新生保育園に臨時監査が入ったのです。
体罰を加えていた保育士はもちろんですが、施設規模が大きすぎて適切な保育指導、管理ができていなかった保育園の園長の責任も大きいでしょう。

新生保育園は定員210名と規模が大きい保育所であり、下関市内の中でも最も大きい保育園となっています。
保育園の規模が大きいからこそ、多少の体罰をしても、ばれないであろうという気持ちが大きくなってしまった結果だと感じます。

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