公務員の保育士になるためには？

Tweet

Pocket

保育園には私立保育園と公立保育園があり、公立保育園で働く保育士は公務員という位置づけになります。
ここでは公務員の保育士についてまとめてみましょう。

公務員として働く保育士とは？

保育士と聞くと、民間の私立保育園や保育所に勤務するイメージがありますが、公務員として公的施設で働くこともできるんです。
保育士が働ける公的機関としては、公立保育園や公立の児童福祉施設などがあります。

このような公立の場で働く保育士は、地方自治体に採用された地方公務員の身分となるなため、公務員保育士と呼ばれることもあるでしょう。
民間の私立保育園で働く保育士と、公務員保育士は、仕事内容はほとんど変わりません。

また保育士の資格を保有しているという点も同じでしょう。
ただ、私立の保育園や保育所では、それぞれの保育園事に独自性や強い特色を出すことで、集客力を伸ばしています。

一方、公立の保育園は独自の授業やユニークな保育などは行っていない場合が多いでしょう。
公立の保育園は、私立の保育園と比べると、時間外の延長保育を行う保育園が少ないです。

公務員保育士になるためにはどうすればよいの？

公務員保育士になるためには、自治体が実施している地方公務員採用試験を受験して、合格しなければなりません。
公務員保育士の受験資格、選考方法などはそれぞれの自治体によって違いがあるため、問い合わせみると確実です。

試験内容は一次試験で、専門知識や一般教養が出題され、二次試験で集団行動観察、面接、ピアノ、適性試験などが行われます。
ただ採用試験に合格したからといって、就職先が決まるというわけではありません。

採用試験に合格した人は、採用候補者名簿が登録されることになりますが、保育士が働く施設からの採用希望の申し出があれば、就職が決定します。
公務員の保育士になると、非常に安定性が得られるので人気が高いです。