保育情報どっとこむ の口コミ・評判

今の働いている保育園を選んだ理由は「自分もそこの卒業生だった」からです。保育士になりたいと思ったのは、小学高学年になってからなのですが、保育児の時から保育園で先生たちのイメージがとても良く、「自分もこんな先生になりたい」と思っていたのかもしれません。

その当時は、先生たちがキラキラしていたイメージがあるのですが、実際に働いてみると「過酷な仕事だな」と思いました。保育児と遊んでいる時も「誰か一人ぼっちになっていないか」や「ケンカをしていないか」「怪我をしていないか」などを気にしないといけませんし、保育児が帰ってからも「イベントごとの準備」や「配布するプリントの準備」などいつも時間に追われています。

しかし、疲れやイライラも保育児の笑顔を見ると吹っ飛んでしまうので、保育士になって良かったなと感じています。

私が勤めていた保育園は『ダイナミックに遊ぶ』ことを提唱。夏は絵の具（乳児の場合は食紅）と水、ボディソープ（すぐ落ちやすいように）を混ぜ合わせて作った液で、筆を使ったりして体に絵の具を塗るボディペインティングをしていました。

各家庭には事前に通知して保護者の理解を得たうえで、直接体にペインティングができない肌が弱い子は、汚れても大丈夫なような服を持ってきてもらうなど、十分に準備をしてから行いました。

子どもたちは、前日から「明日はボディーペインティングだ～」と大喜び！ボディペインティングが始まると友達同士で体に塗り塗り、時には「先生の背中にぴったんこ～！」と手形をつけてみたり。毎回とても楽しんで遊んでいました。

ただし、大変なのは片付け。次の活動の指示をする先生、子どもたちの体を洗う先生、絵の具の汚れを掃除する先生などなど人手はたくさん必要です。時にバタバタして順調に進まないこともありましたが、それもいい思い出です。

・私が働いていた保育園を選んだ理由
→地域の保育園でアットホームな雰囲気、周りの環境がのどかで、のびのびとした保育ができる良い保育園だと感じたから。

・働いてみての感想
→職場の環境は入社してすぐは良かったのですが、私が働いていた保育園は、公立から社会福祉法人に変わってから子どもの園児数が年々増え、
　アットホームな雰囲気とは少し印象が変わってしまい、私が働きたいと考えていた環境とは違うようになっていってしまいました。
　しかし、子どもたちはとても可愛く、毎日子どもたちの笑顔に元気をもらっていたし、何より「○○先生大好き！」と子どもたちに言ってもらったり、
　保護者の方に感謝の言葉を掛けてもらった時には日々の疲れが吹き飛び、（頑張ってきて良かった）と心から思える瞬間でした。

私は高校の頃から漠然と『将来保育士になる』と、思っていました。

元々、どちらかと言うと『子ども好き』『手に職を付けたい』『ピアノが弾ける』『体力に自信がある』との単純な理由だったと思います。

そして高校卒業後は、短大の児童福祉学科に入学しました。

短大で『幼稚園教諭二種免許状』『保育士資格』『社会福祉主事任用資格』を取得しました。

最初は『保育士になる』と、考えていましたが、教育実習を行なう中で、私は乳児も相手にする『保育士』より、児童を相手にする『幼稚園教諭』の方が自分に合っていると思いました。

幸い、実習でお世話になった幼稚園から『卒業後、この園に就職しませんか？』とのお声掛けも頂き、自宅から徒歩圏内だった事もあり、実習先の幼稚園にそのまま就職しました。

とても恵まれていたと思います。

お給料は、決して良いとは言えませんでしたが、幼稚園教諭の相場位だった為、気になりませんでした。

働いてみて思ったのは、『実習とは全然違う。』とゆう事です。

今考えてみると当たり前なのですが、実習中はあくまでも『実習生』で、勉強をさせて貰っているお手伝いです。

主な仕事と言えば、子どもたちと遊ぶ事と日誌を書くだけでした。

しかし就職してみると、保護者とのやり取り、イベントの準備、イベントの実行、先生方とのやり取り、連絡帳(事務系)、研修など、やる事が山程ありました。

そして勿論、子どもの保育がメインです。

事務作業が多い中での保育は思った以上に大変でした。

それに加え、お給料が決して良いとは言えない為、やり甲斐を見つける事も大変でした。

『子どもが好き』と、単純な理由で保育士を選んでしまいましたが、何て浅はかだったんだろうと、反省しています。

心に余裕が無い時は子どもに優しく出来なかったり、申し訳無い事をしたと思います。

強い志のある方が選ぶべき職業です。