大阪保育士（株式会社ほくたい大阪支店） の口コミ・評判

私は、前の保育園で保育士として十数年働いていましたが、出産を機に退職をしました。その後、違う市に移り、子育ても落ち着いてきた為、また保育士として働きたいと思い、パートですが復帰しました。
今の職場に決まる前までは、色々園を探しました。自分の条件としては、家から車で近い事、給料が1000円以上、あと職員が多い園で探しました。職員が多い園を条件として入れたのは、急なお休みにも対応してくれやすいと思ったからです。実際に働いてみて、幼い子どもを抱えている私は、子どもの体調不良で早退、欠勤する事が多いのですが、比較的、お休みを頂きやすいです。また、独身の頃より、実際に自分が母親になり、園児への接し方や考え方が変わりました。保護者にも自分の経験をプラスして保育士としてアドバイスが出来る事が何より自信に繋がっている気がしています。

職場見学のときに職員がとてもキラキラしていて園長もとても優しく対応してくださり、印象がものすごくよかったので「私もここで保育士をしたい」と思ったから。
実際に働いてみて、子どもたちが素直でとても豊かな心を持っていて自分も勉強になることが多くあり、毎日の成長に感動した。

保育方針が今まで働いてきた保育園より特殊で、保育の日案や月案に頭を抱えたことがあったが、先輩たちにアドバイスを頂きながら何とかやってこれた。
担任を任せられたときも不安で仕方なかったが、案外好きなように保育をやらせてくれた。

その分、保育のねらいをしっかり意見にして園長や先輩も含めての職員会で発表することが多かった。
ねらいを細かく掘り下げることで本当にこの保育でいいのかを考えさせられる時間でもあった。

職員間での人間関係は特に問題なかったが、保護者に結構めんどくさい人がいて気に入らない職員がいれば挨拶もしない、「ちゃんとピアノの練習してください」と生活発表会の反省会で言われることもあった。
子どもは可愛いが保護者のことで悩んでしまう職員も多かった。自分も結構、保護者のことで悩むこともあった。
でも、自分から子どもの成長を話すことで「あなたが担任でよかった」と言ってくれる保護者もいた。
自分も保育士してきてよかったなと思った。
子どもが好きなだけではやっていけない仕事だが、子どもと過ごす時間は無駄ではない、とてもやりがいのある仕事だと思う。

子どもたちと遊べばいいだけの仕事ではありません。命を預かる神経をつかうしごとです。
保育士はその時期の子どもの成長過程を学び、個人個人の成長を知り読みとる力が必要。

そして遊び・日々の生活を通して成長につなげる。言い方を変えれば、今のこの子にこんなことができるようになるためには、どんな遊び・生活をしたらいいのか。と日々考えなければならない。
個人、そして担任としてクラスをもったならば、クラス全体の成長過程も考えなければならない。
通年の目標やカリキュラム、個人の日々の記録、毎日の保育カリキュラムの予定、その日の保育を通しての記録・反省、その他製作物の準備や壁面の製作、保護者向けクラス通信の作成など、毎日考え、やることはたくさんあります。また肉体労働です。

しかし、日々共に生活してく中で、自分ががんばってきた事や子どもたちに伝えたいことなどが行事や生活を通して感じることができ返ってくるので、とてもやりがいを感じる仕事です。
自分のやってきたことが子どもの成長を通して成果がみられるかけがえのない記録。これが保育士にとっての１番のやりがいを感じるところではないでしょうか。